藤永 美欧

略歴

高校
大学
上智大学文学部教育学科
会社
Japan Global Promotion(CEO・歌手) シンガーソングライター(ー)
軌跡

推薦者コメント

シンガー、ソングライター、モデルとして海外を中心に精力的に活躍中。 ロンドンを拠点に、伝統的な日本文化の美しさを世界と分かち合うべく様々なイベントに出演されています。 世界的視野で物事を捉える彼女。 どのような本に感銘を受けて現在にいたるのか、とても興味深いところです。

本人コメント

20歳の頃に最愛の父の死を経験し、人生観や価値観が大きく変わりました。命というものは有限なのだということ、人生は泣いても笑っても一度きりなのだということを心から実感しました。そこからは、貪欲に生きたいと考えるようになり、興味を持ったことには全て挑戦してきました。大学卒業後は看護学校に進学し、2年半看護の勉強をしましたが、学校の体制に疑問を持ち、自主退学しました。ここで目標を失い、それまで学費のためにと貯めていたお金を使って、世界中を一人旅しました。ちょうどこの時から英語の勉強を独学で始めました。マザーテレサを尊敬していたので、インドのカルカッタにあるマザーテレサの「死を待つ人の家」にボランティアに行ったりもしました。その時には、人間として非常に大切なことを学べたように思っています。医療を考える上でもボランティアというものを考えるという意味でも大切なことは非常にシンプルなことなのだと感じました。人間が究極的に最も必要とすることは、自分は孤独ではないと感じることなのではないかと思いました。側に誰かが寄り添ってくれているというだけでどんなに人は救われるだろうかと思いました。もちろんCUREも大切なのですが、CAREというものの大切さを改めて痛感しました。 こうした旅でのたくさんの新しい出会いや経験が私の価値観や視野を広げてくれました。そんな中ある出会いがきっかけで、海外のミスコンテストで日本代表として、世界中の方々に日本の文化や観光等のご紹介をする非常に貴重な機会をいただきました。そこでの経験もまた、私の価値観や視野を大きく変えてくれました。それから一年が経った頃に、高校生の頃からライブハウスでライブをしてみたいという思いがあったことを思い出し、行動に移してみようとインターネットでバンドメンバーを募集したのが、音楽を始めたきっかけでした。当時のバンドメンバーの楽曲が和をモチーフとしたフュージョンだったことから、和洋融合の音創りに興味を持ちました。また、ミスコンテストの際にも、日本らしい伝統的な曲が好評だったことも印象に残っていました。そこから少しずつ詞だけ書かせて頂くようになり、自分で曲も書いてみたいと思うようになりました。詞や曲にはそれまでの自身の経験や価値観を込めることができると思い、それまで生きがいと呼べるものが定まらずに旅の中で自分を探していた私が初めて、これまでやってきた様々な点在していた自分の興味や経験が全て1本の線で繋がり、活かせるのがこの音楽活動なのだと確信しました。そこからは、ひたすら定まった目標に向かって貪欲に走り続けてきました。 大学で学んだ教育学、看護学校で学んだ看護学、人に何かを教え、伝えるということ、人を癒すということも歌詞や曲の中にメッセージとして込めています。音楽を通してこうしたメッセージを今後も表現し、伝えていきたいと思っています。 もともと旅が好きでしたし、旅のテーマは世界遺産巡り等をテーマにしていましたので、音楽活動を始めた当初は、世界中を歌って回るのが夢だと目標を掲げていました。また、世界遺産で歌うことが夢、能舞台で歌うことが夢と全部で3つの目標を掲げていました。これまで、8年間の音楽活動の中でこの3つ全てを達成することができました。 2011年には中国でアジアファッション業界のレッドカーペット賞で歌手部門のグランプリを頂くことができたり、2014年にはシンガポールで影響力のある女性としての賞を頂いたりと本当に貴重な経験を沢山することができました。 2012年にロンドンに移住し、ジャパングローバルプロモーションという日本製品、アート、クラフトなどのPR、コーディネートをする会社を始めました。これまで日本発信をテーマとしてきた音楽活動を通して培ったきた海外でのネットワーク等を活かして、微力ながらこれから海外進出をされたいという日本の方々のお役に立てればと願っています。これからも貪欲に心の灯火を絶やさぬように夢の実現に向かって走り続けていきたいと思います。また、これまでお世話になった方々や社会にも貢献•還元していくことを目指していきたいと思います!1度きりの人生いつまでも貪欲に謳歌したいと思います!

未来へのメッセージ

①夢や将来に対して野心を持つこと。貪欲であること。 ②世の中に無理ということはないと信じて行動すること。 無理という言葉が当てはまるとしたら、それは自分が行動しなかった時。 世の中の当たり前や常識に惑わされず、「無理に決まっている」などと決めつけないこと。 自分の可能性を自ら閉ざしてしまうのは勿体ない。 ③全てに感謝する心を決して忘れないこと。 人は一人では生きていけない。 生かされているという思いを常に忘れないこと。

推薦図書

  • マザー・テレサ 愛と祈りのことば (PHP文庫)

    著者 

    PHP研究所

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