秋山 秀一

略歴

高校
滋賀県立膳所高校
大学
同志社大学 商学部 / 神戸大学大学院 経営学研究科
会社
兵庫県立大学大学院 経営研究科(准教授)
軌跡

推薦者コメント

中高生など読者の方々の中には、日頃、自身がどうに他人に見られているか神経を張り巡らす人もいるかもしれません。しかし、人が生きていく上で最も幸せなことのひとつは、「誰がどう評価しようとも、自分はこれが素晴らしいと思う」と信じて、それに関わって仕事したり生きていくことだと思います。秋山先生はまさに、ご自身のワクワク感を人生のエンジンとされているような方です。

本人コメント

本の表紙をめくると、想像や思考、そして妄想の旅が始まります。どのようなジャンルの本であっても、私たちは読書を通じて未知の世界を知り、筆者の考え方に触れ、自分自身について問うことができます。時として、1冊の本との出会いが人生を変えることすらあります。日常生活においても、また人生の転機が訪れた際にも、考えるヒント、生きるための知恵を読み手に与えてくれることでしょう。 『木に学べ』は法隆寺や薬師寺の復元を指揮し、最後の宮大工棟梁といわれた故・西岡常一氏が、木の心や職人の技術について熱く語ったものです。私が大阪から奈良へと職場を移した時に、日本文化や奈良の素晴らしさを知るとともに、目の前に新しい世界と大きな可能性が広がっていることを気付かせてくれた1冊です。新しく始まる生活に、ワクワクする気持ちと勇気を与えてくれました。

未来へのメッセージ

インターネットが普及し様々なメディアから情報を得ることができるようになった時代だからこそ、手にとって本を読むというアナログな時間が、より重要な意味を持つようになったと感じています。日常からしばし離れて、自分探しの旅に出てみませんか?

推薦図書

  • 木に学べ―法隆寺・薬師寺の美 (小学館文庫)

    著者 西岡 常一

    小学館

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