平 潤一郎

略歴

高校
東北学院高等学校
大学
宮城大学
会社
ソニー株式会社(ー) 日本トイザらス株式会社(課長) 株式会社TANDEN(代表取締役)
軌跡

推薦者コメント

プロフィール 「育児・介護・シングルマザー・障害者など通常勤務が困難な人であっても気兼ねなく働ける100%リモートワークの会社を作り、正規雇用を広げ会社を成長させ、社会に貢献したい」という思いで株式会社TANDEN (中央区銀座 http://tanden.co.jp)を2013年に創業。代表取締役。 いつかは起業したいという思いを持つみなさまにとって、彼が推薦する本、そして彼のメッセージは、心に届く大切な言葉になるのではないかと思います。ビジネスだけでなく、そのベースにある生き方もとても魅力的です。

本人コメント

2000年頃のベンチャーブーム時に大学生でした。「いつかは起業したい」という漠然とした思いはありましたが、どうしていいか分からずSONYで社会人としての一歩を踏み出しました。マーケティングというどのような業界でも応用の効くスキルを磨き、経済発展が著しい北京五輪前の中国にも駐在しブランディングを担当しました。もっとチャレンジがしたいという思いで27歳の時に日本トイザらスへ転職し、課長になり、多くの経験を積ませてもらいましたが、心の中にはいつでも「いつかは起業したい」という思いがありました。 「で、あなたはどんな事業をしたいの?」その後、妻になる女性から聞かれるたびにバツの悪い思いをしました。なぜなら自分が何をしたいか分からなかったからです。何かしたいのに、何をしていいかわからない。そして時間だけが過ぎていきました。 34歳で株式会社TANDENを創業し現在4期目、事業も黒字化し順調に伸びています。何をしたいか分からなかった私ですが「生きていくために事業を創り出さないといけない」そのような状態に身を置くことで、様々な事業創造にチャレンジしてきました。思いついたらまずは小さく事業化し実験を繰り返し、反応を見ながら事業計画にまとめていきます。様々なツール類が格安で使えるようになった現代だからこそ、科学者たちが思いつきから実験を繰り返すように事業実験がどんどんできる世界になってきました。 私にとって本を読むことは、過去・現在の起業家たちの思考の過程を辿る行為です。そのヒント活かし事業化し、経済的な利潤を得ます。そしてその利潤をどのように社会へと還元していくか、その方法も本から学ぶことができます。 

未来へのメッセージ

①人生に定年などなく、一生現役でいるためには働くことが必要。 ②「はたらく」とは「傍(はた=他人)を楽にする」こと。顧客ニーズは無限にある。 ③綺麗な事業など絵に描いた餅。実験・実験・実験があるのみ。 ④自分の事業を立ち上げるのは最大のエンターテイメント。 ⑤事業利潤を追求しながら、社会の幸せを追求することは可能。 ⑥自慢できる会社に就職するよりも、働いていて幸せな会社を起業する道を選ぶ。

推薦図書

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