工藤 秀雄
略歴
- 高校
- 岩手県立盛岡北高校
- 大学
- 神戸大学大学院 経営学研究科
- 会社
- 東京理科大学 経営学部(講師)
- 軌跡
本人コメント
私は「失われた10年」に少年期・思春期を送った人間ですが、日本でこの世代からそれ以後の人間は、あらゆる思想や理想像を何も信じないことが顕著と思われます。 そしてこの世代とそれ以後の人間こそ、読書を通じて人への信頼を取り戻すことが求められると思います。 というのは、たとえばある人の生涯を描いた本を通じて、「こんな人間がいるなら(いたなら)、この世界にも多少の意味があるのかもしれない」という感覚を得られるためです。本を通じてこうした実感を積み重ねるたびに、いつか貴方が周囲に対して「こんな人間(貴方)がいるなら、この世界にも意味があるのかもしれない」と予感させる人に変わっていくと、私は思います。
未来へのメッセージ
どんな境遇に生まれても、どのような状況に陥っても、「自己を教育する」という意志を耐えて持ち続ければ、読書を通じて自身が志す人格・教養をもつ人間に必ずなることができます。
推薦者コメント
誰かのために、生きることができる。 しかし、決して悲壮感はなく、爽やかに。 私が描く理想的な大学の先生です。 素敵な良書との出会いがあったと思います。